走れ、「速く」ではなく「強く」。目指すは箱根駅伝。直木賞受賞第一作!
君だったのか、俺が探していたのは。走るために生まれながら、走ることから見放されかけていた清瀬と蔵原。二人は無謀にも陸上とは無縁だった八人と「箱根」に挑む。走ることの意味と真の“強さ”を求めて……。新直木賞作家の本領全開、超ストレートな大型青春小説。
箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた書下ろし1200枚!超ストレートな青春小説。最強の直木賞受賞第一作。
最近「なんか読む本ね?」と聞く息子のために、本屋さんで彼にも読める本を探すというのが最近の私。
まずチェックしないと!この間渡した本が「ママ、大変過激な内容の本をありがとう。興味深かったです。」とそのあらすじを聞いて、ぎょえ〜〜〜〜そんな内容の本だったかしら!(読むのも早いが忘れるのも早い私、、、、、、)
それからはちゃんとチェックしてから渡すように。
しをんさんの本は何冊か読んでいてファンではありますが、なんの知識もなく文庫になっていたので、息子に渡す前にチェック。
昨日は、所用あり、牛久まで行く羽目に。遠い遠い!
所用でもたっぷりと一時間以上待たされて、疲れましたが。
この小説、最初が冗漫というか、もっさりしていて、ああ、、、、この本私に合わない!と放棄しかけたのですが、
何しろ牛久行き。読むのはこの本しかない!
読んでいるうちに、このストレートな青春小説に夢中に!
陸上版、テニスの王子様か?
あひるの空か?
ハイジと走の関係って、こういうのを♪やおい♪っていうのかしら、、、、
よくかけている漫画には力がある。
その漫画の力を小説にしたような、そんな印象を受けました。
私は運動がだめで、苦しいことも大嫌い!
スポーツに打ち込む人の気持ちがわかりません。
運動神経よくてうらやましいな〜という羨望の気持ちはありますが、、、、、、
以前、息子のバスケのコーチ(私と同年代の女性)と話していて、
バスケなんてお金にもなにもならないことに全力を尽くして、それを自分の名誉だと思える、そういったことを教えたいんです
という言葉を思い出しました。
ただただひたすら走る。苦しくても。何ものかをつかむために。
速く走る、、、じゃなくて、強く走るこのことばは人を励ます力があります。
自分なりに強く生きること、強くあること、そうありたいという思いを起こさせる小説でした。
脳内妄想のためになんの努力もせず、本ばかり読んでいる自分が恥ずかしい!
まったく陸上の経験のない、学生たちが、トキワ荘のような貧乏アパートに住み、そこを合宿所として箱根駅伝を目指し、ついにシード権を勝ち取るまでの、ありえない、荒唐無稽な話ではありますが、
改めて、まっすぐと何かを目指すこと結果がでなくとも、自分の才能がないとわかっても、チャレンジし続けること。
そしてそれは人と人とのつながりによって初めて達成されることであること。
大変べたですがストレートな感動があります。
わたしなんて、もうじわっときて、鼻をすすりっぱなしで、、、、、、、
今年の駅伝で脱水状態かなにかで棄権した選手の映像がよみがえってきて、また泣いて!
冬日向最近イチオシの小説です。
あなたも、走れなくても、この小説を読んで、風を感じてください!
文庫になってます!
2009年の秋に映画にもなるみたい!
楽しみ!
風が強く吹いている オフィシャルサイト
こんばんは。
すばらしい短歌ですね、
冬日向さんの、より高いものへの憧れが、透明で清潔に歌われています。
繊細な観察眼は女性ならではのものです。
是非、まとめて出版してほしいと思います。
[2009/07/05 21:52]
パック
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